家づくりは外観の仕上げ、内装、間取りに目を向けがちですが
家に住んで生活し過ごすことをお忘れではないでしょうか
快適に安全に安心して暮らせる「性能」が重要です
なぜなら、住まいの住み心地や安全性は「性能」に大きく左右されるからです
性能の指標にはさまざまなものがありますが
特に数値化しやすく、比較検討しやすいのは次の3種類です
また
エネルギーに関する先進的な指標として注目を集めているのが、次のふたつです
●一次エネルギー消費量:建物全体のエネルギー消費量をあらわす数値です
●エネルギーパス:快適な室内温度などを保つために必要なエネルギー量を示す
車でも燃費があり低燃費を重宝すように「家の燃費」のような数値です
そのほか、「遮音性能」や「耐火性能」などさまざまな指標があります
業者の担当者と打ち合わせながら、どの性能を重要視するか決めていきましょう
また
シックハウス対策やバリアフリーなど、健康面への配慮も重要です
「耐震性」や「劣化対策」など、国の定める基準を満たした住宅は
申請することで「長期優良住宅」として認定されます
高い水準の安全性・快適性が保証されるだけでなく、税制優遇を受けれます
「建築家」に設計してもらうなら、工務店か建築設計事務所
「建築家」=「設計事務所」と考えますが、工務店でも外部の建築家に依頼出来ます
打合せ、ヒヤリングは建築家と直接しますから、十分にお客様のこだわりを伝える事が出来ます
建築家との付き合いは家づくりの建てるまでですが
工務店との付き合いは全工程から完成してからのアフターケアも続きます
設計事務所と工務店、建築家と工務店、バランスのいい考え方かもしれません
ハウスメーカーに比べて、工務店は多様化が進んでいます
工務店というと一般には「職人集団」というイメージですが
現在は建築アドバイザー、FPなどが所属し
「家づくりのトータルプロデュース」を任せられる工務店も増加中です
家づくりは、断熱性、気密性や耐震性などさまざまな指標で機能を評価できます
そういった家づくりの性能の数値をきちんと公開しているかどうかは
業者の信頼性を計る有力な情報となるでしょう
数値が公開されていれば、そこから優秀な業者を選ぶのも簡単です
家づくりは今の一瞬ではありません
計画、工事はかかっても1年
でも住まいはその後の暮らしとともに人生を家族と過ごす大切な時間、それは何十年と続きます
それに託した夢・願い・希望・・・あなたの「思い」にいかに応えてくれるか
最終的はそれが一番重要になってくるのではないでしょうか
金額やサービスも大切ですが、人と人との信頼関係も軽視できません
信頼できる業者に出会えるまで根気よく色んな業者を巡ってみましょう